Quantcast
Channel: まろまろ記 »哲学・思想 by
Browsing latest articles
Browse All 14 View Live

城福勇 『本居宣長』 吉川弘文館 1988

松阪星座占いでは本居宣長タイプの、まろまろです。 さて、『本居宣長』城福勇著(吉川弘文館)1988。 江戸中期に国学を大成した本居宣長の伝記。 『古事記伝』、『玉くしげ』などで知られる本居宣長の人生を、彼の研究と思想の過程を詳細に追いながら実証的に解説している。 最近、ご縁があって松阪にご奉公する機会を得たので、これまで断片的な知識だった本居宣長のことを一通り知ろうと手に取った一冊。...

View Article



野矢茂樹 『哲学の謎』 講談社 1996

最近、何かのCMのように”no reason”と”priceless”を使う機会がある、まろまろです。 さて、『哲学の謎』野矢茂樹著(講談社)1996。 「5分前に世界が創られた可能性を否定できるだろうか?」 (2:記憶と過去) 「時は本当に流れているのだろうか?」 (3:時の流れ) 「正常と異常との違いは何だろうか?」 (6:規範の生成) ・・・などの哲学の論点を取り上げた哲学書。...

View Article

P.B.メダウォー、加藤珪訳 『科学の限界』 地人書館 1992

渡邊義弘@健康診断の結果から中性脂肪減を目指そうと思っています。 さて、『科学の限界』 P.B.メダウォー著、加藤珪訳(地人書館)1992。 科学の限界を明らかにしつつ、その有用性と可能性を論じる科学哲学書。 著者は免疫系の研究で知られるイギリスの生物学者。 (組織移植の研究と後天性免疫寛容の発見によってF.M.バーネットと共に1960年にノーベル生理学・医学賞受賞) 原著は、“THE LIMITS...

View Article

広井良典 『コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来』 筑摩書房 2009

渡邊義弘@IWRIS2012で”A Workshop `TEKUTEKU`”を発表しました。 さて、『コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来』広井良典著(筑摩書房)2009。 様々な面から「コミュニティ」と呼ばれるものを問い直そうとする一冊。 特に興味深かったのは・・・ ○コミュニティのひとまずの定義=人間が、それに対してなんらかの帰属意識をもち、...

View Article

マイケル・サンデル、鬼澤忍訳 『これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学』 早川書房 2010

講義や議事進行のスタイルからマロマロ・サンデルと呼ばれることもある、渡邊義弘です。 さて、『これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学』マイケル・サンデル著、鬼澤忍訳(早川書房)2010。 『ハーバード白熱教室』(NHK教育テレビ)で有名になった哲学講義を基にした哲学書。 原題は、“Justice: What’s the Right Thing to Do?” (2010)。...

View Article


田尻祐一郎 『江戸の思想史―人物・方法・連環』 中央公論新社 2011

渡邊義弘@英語で常滑の魅力を発信するFacebookページ、“Like TOKONAME”がボランティアのみなさんによって立ち上がりました☆ さて、田尻祐一郎 『江戸の思想史―人物・方法・連環』 中央公論新社 2011。 江戸時代に活躍した思想家の思想を、その時代背景と共に解説する一冊。 明治維新以前の思想は馴染みが薄いものもあるけれど、この本では江戸時代の思想家たちが取り組んだテーマは、...

View Article

栗原隆 『共感と感応』 東北大学出版会 2011

渡邊義弘@「共感とは何か?」を最近のキーワードにしています。 さて、栗原隆 『共感と感応』 東北大学出版会 2011。 哲学や文化論、美術史などの人文学(人間学)のアプローチから「共感」と「感応」について14本の論文を、 1:共感する心、2:感応する身体、3:共鳴する空間、融合する地平、4:表現学への回廊、の4部構成で集めた論文集。...

View Article

仲島陽一 『共感の思想史』 創風社 2006

渡邊義弘@東北に四たび目の行脚をさせていただきました。 さて、仲島陽一 『共感の思想史』 創風社 2006。 思想史の中で共感はどのように位置づけられて来たのか、に迫ろうとする思想書。 自分のテーマである「情報のかけ橋」や、方法論としてのソーシャルメディア利活用では「共感」が重要なキーワードだと考えているため手に取った一冊。...

View Article


宮台真司 『きみがモテれば、社会は変わる。 宮台教授の白熱教室』 イースト・プレス 2012

渡邊義弘@常滑市で「ええね!三陸」を開催してみました☆ さて、宮台真司 『きみがモテれば、社会は変わる。 宮代教授の白熱教室』 イースト・プレス 2012。 社会学者である著者が、現代社会の特徴と、その中で幸せに生きるための倫理を展開する一冊。 内容は・・・ ○日本社会=任せてブーたれる→参加の放棄と自覚のない過度の依存 <2時間め 悪い心の共同体>...

View Article


宮台真司 『14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に』 世界文化社 2008

渡邊義弘@下呂温泉に行ってきました。 さて、宮台真司 『14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に』 世界文化社 2008。 前に読んだ『きみがモテれば、社会は変わる。 宮台教授の白熱教室』に感じるものがあったので、 同じ著者による同じ系統の本として手に取った一冊。 特に印象に残ったのは、仕事に関して・・・ ○仕事をする人に「生きがい」を与えるために、仕事があるんじゃない...

View Article
Browsing latest articles
Browse All 14 View Live




Latest Images